清水寺〔きよみずでら〕
京都を代表するお寺の一つ清水寺は平安朝以来「きよみずさん」で親しまれてきた観音信仰の霊場で、西国三十三所めぐりの第16番の礼所にもなっています。
奈良時代末の778(宝亀9)年。延鎮(えんちん)上人が夢告をうけ音羽の滝を尋ねあてて行叡居士(ぎょうえいこじ)に逢い、霊木を授けられて音羽観音を彫造し、滝上の草庵に祀ったのに始まったとのことです。
清水寺の見所
平安末期、興福寺と延暦寺の争いにまきこまれ、たびたび焼き払われ、現在の堂宇は1633(寛永10)年、3代将軍家光によって再建されたものが多いです。清水寺最大の名所は本堂前面の舞台です。139本の巨大な柱の組合せに支えられて断崖の上に建っており、京都市街の眺望が楽しめます。さすがに高く、下を覗くとぞっとします。しかし本来の目的は舞楽を奉納するための舞台です。本堂の裏手には「えんむすびの神さま」として若い女性に有名な地主神社があります。本殿前に「めくら石」という左右一対の石があり、一方の石から一方の石へ目を閉じたまま歩くことができれば、恋の願いが叶うと言われています。3万平方メートルの広大な境内に建ちならぶ国宝の本堂・舞台と重要文化財の十五堂塔の建築美が山合いに映え、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季それぞれに別の顔をもっていてどの時期に行っても楽しめます。
清水寺への参拝には、八坂神社から高台寺へ向かい、京の坂道として知られている石段の二年坂・三年坂を上って清水参道へ・・・と、こんなコースをたどってみるのはいかがでしょうか。ことに高台寺から清水寺に至る道すがらには、骨董品、清水焼、竹細工、甘味などのお店が並んでいて一軒一軒のぞきたくなるようなお店ばかりです。
