龍安寺〔りゅうあんじ〕
「龍安寺の石庭」として知られる枯山水の方丈石庭で有名な龍安寺は、室町幕府の管領、守護大名で、応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した禅寺である。衣笠山山麓に位置する龍安寺の所在地は、藤原北家の流れを汲む徳大寺実能以来、徳大寺家の山荘であったところを、細川勝元が譲り受けたものである。
龍安寺の見所
龍安寺は禅の心を表す石庭として有名なお寺です。三方を土塀で囲まれた枯山水の平庭で、白砂と石だけでつくられた簡素な禅庭。石庭の代表格といわれ、世界的にも知られる名園ながら、作者も制作年代も不詳という。この石は東から西へ7・5・3個という石組みで配置され、その石組みのまわりには苔の緑が見事に縁どられています。簡潔な感じの枯山水は、人によっては、海の景色を写しだそうとしたとも、虎の親子が大河を渡っている様子を表現しているとも解釈されています。俗名を「虎の子渡しの庭」とも言われています。この石庭がある方丈へ行くまでに、鏡容池(きょうようち)という平安時代の庭園の名残をとどめた池があり、回遊すると四季折々の花が楽しめます。
